零細企業と中小企業の違い

今日、こんなツイートをしました。

独立してから約半年以上が経ちました。
毎日活動を続けていくなから、ぼくらのような零細企業とそれなりに規模の大きい企業との違いをじわじわ感じることがあります。前職が150人程度のウェブ系ではそこそこ大きな規模の会社だったため、けっこういろいろ違うことがあるんですね。

参照:

半年が経ちました。

まず、上記のようにツイートした印刷コストの高さです。
いまでも主に打ち合わせで印刷をすることがあるのですが、カラーでたくさん資料を印刷するとけっこうな額かかっちゃうんですね。こういう出費は「塵も積もれば山となる」で、すこーしずつボディブローのように効いてきます。
一方、前職の時代を考えると、毎日毎日山のように資料を印刷をしていました。打ち合わせ前にはクライアントとパートナーの分も合わせて数百枚分印刷するのは当たり前。
そのため、印刷にかかるコスト感覚が完全に鈍っていて、ちょっと気になる部分があればまた全部刷り直す、という今ではまったく考えられないようなことを平気でしていました。あぁ、もったいない。

こういう営業管理にかかるコストをしっかり固定費でまかなえる企業の体力のすごさに、改めて気付かされます。あれって、すごいことだったんだな、と。

印刷といった日々かかるコスト以外では、椅子や机といった社内設備が挙げられます。
いま、オフィスの移転(コワーキングスペース以外は初めてなので、体感的には新設です)に向けていろんなオフィス家具を見て回って検討しているのですが、まあ高い。
それこそイケてるベンチャー企業に置いてあるような大きな机とか、ふかふかなソファとか、めちゃくちゃ高いんです。

そうしたデザイン的にも機能的にも優れた家具をたくさん揃えられる企業は改めてすごいなと。これまではまったく考えつきもしなかった視点です。

設備的なコスト以外では、人員とそれに紐づくナレッジの多様性もありますね。

ごくごく当たり前のことですが、合計3名の会社のメンバーのうち1人がなんらかの事情で休んだら、人員が2/3になっちゃうわけです。これが100人であれば、1/100ですね。メンバーの層が厚ければ厚いほど、組織は安定するし、その分だけ知恵や経験があるのでアウトプットにも如実に反映されます。

こうして書いてみると、全部当たり前のことです。
けれど、「頭で理解していること」と「実際に直面すること」は全く別物だと思っていて、「あぁ、あれってこういうことだったのね」と、理解し納得することを広げていくのはすごく重要だと思っています。

 

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