去年の仕事を醜く思う

なかなかセンセーショナルなタイトルであるが、仕事を長く続ける上で重要だと思っていることとして表題のテーマがある。特にプログラマーやデザイナーなど、いわゆるクリエイター職と呼ばれるような肩書きの人には伝わりやすい(逆にそれ以外の職種の方にもピンと来るのかどうかは気になる)と思うのだが、この仕事をやっていると常に過去の仕事を醜く感じやすいというのがある。これはもちろん、そのアウトプットに対して妥協があったからとかそういう話ではない。その案件をリリースした時点では自分にとっての100%の力を出し切ったつもりでいても、それから1年以上が経つと自分のスキルが当時よりも上がり、「相対的に」過去の出来が醜く見えるのである。

特に社会に出始めの新卒の頃はそのサイクルが早く、2〜3ヶ月前のアウトプットでさえ醜く思えていたのを覚えている。最近ではさすがにそのサイクルは長くなってきたが、それでも1年以上前の成果物を見ると、今だったらもっとこうするなぁ…というのがたくさん出てくる。

そしてこの話の大事なポイントとしては、そのように過去の仕事が醜く見える状態は極めて健全であるということだ。醜く見えているその瞬間の心理としてはモヤモヤする状態であったとしても、あくまでそれは自分自身の成長の裏返しの痛みなのである。(成長痛、と表現すれば収まりが良い気がした)

また、自分にとって非常に満足のいくアウトプットが出せた時は、その後1年以上が経っても成果物を眺めながらニヤニヤすることもある。そういうときは、充足感に浸ると同時に自分のスキルが成長していないことのサインであるとも捉え、気を引き締め直すようにしている。

と、最近ちょうど去年の案件を眺めながら「今だったらこうするなぁ…」が連発した機会があったので書いてみた。

つぎの日 今年も大変お世話になりました。

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