struggle しなければいけない環境

昨日、フィリピンでVANANAZ SYSTEMS INC.という会社をやっている高専時代の友人がオフィスに遊びに来てくれました。実は、この会社の社長も以前オフィスに遊びにきてくれたことがあるのですが(詳しくはこちらのブログに書かれています。)、今回来てくれたのはその社長の相方。共に高専時代から仲の良かったメンバーの一人です。

今回来てくれた彼はもともと大企業に勤めていて、その会社を退職してからVanana Systemsに参画しています。高専出身であるとは言っても、現場でのプログラミングスキルはほぼ未経験なので、1から学びながらやっていっていると言います。そして現在、まだVanana Systems社に入社して半年しか経っていないようですが、既に現地のフィリピン人のエンジニアメンバーを取りまとめてコードレビューまでできるようになっているそう。

そして、もちろんフィリピンに会社があり、会社の従業員もフィリピン人であるわけですから、コミュニケーションは主に「英語」です。彼も英語も元から話せたわけではないので、これも並行で勉強しながら体得していっていると言います。プログラミングに英語に…、全てが未経験の状態から、毎日学びながらなんとかやっていけてると。

僕はそんな彼の話を聞いて、「楽しそう!」と思いました。すると彼も、大企業にいた頃に比べたら、大変だけどずっと楽しいと言っていました。何が楽しいかと言うと、「自分のスキルレベルがみるみる上がっていっている感覚」です。プログラミングに英語、これだけわかりやすく色んなスキルがぐんぐん伸びる毎日だったら、絶対に楽しい。大きい会社の中で、調整や承認、通勤ラッシュ…といった不毛なことに追われる「大変」と、英語やプログラミングといった価値のあることを必死で体得していっている「大変」とは、その充実レベルに雲泥の差があります。

僕らも彼らの会社とフェーズは同じくらいですが、英語を話せる環境に身をおいているという点では差を感じましたし、羨ましいな、楽しそうだなと思いました。そういう、struggle しないと生きていけない環境ってすごく良いですよね。
(ちなみにstruggleって単語、僕は好きで自分の心の中の言葉としてはよく使うのですが、日本語英語としてはあまり使われないような気がする。)

つぎの日 「後ろ向きに検討します」

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まえの日 「どうやるか、よりなにをやるか」、を決める方が遥かに難しい。

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