昨日のブログにも書いてありますが、今日3/11(日)、移住ドラフト会議にLucky Brothers & co.から田島が参加してきました。僕は一般観覧という形で、前夜祭と本番を観覧しました。
会場は城山観光ホテルという、鹿児島市の高台にある由緒正しい観光ホテル。そんなホテルの宴会場を1フロア貸し切って開催されました。お金と、人のコミットメントがかかっている、大きなイベントです。
移住ドラフト会議についての概要はこちらを参照していただくとして、先に結果を伝えると、甑島地域の「東シナ海の小さな島ブランド株式会社」に、田島が無事1位指名されました!
東シナ海の小さな島ブランド株式会社は、鹿児島県の西部の甑島にある会社です。甑列島のなかの人口2,500人の「上甑島」という小さな島で、農業や商店・カフェ経営、ブランドづくりを行っています。
その地域から、無事指名を受けました。野球でいうと、入団の交渉権が東シナ海の小さな島ブランド株式会社の手に渡ったということになります。ほぼ入団確定ですね。
移住ドラフト会議の趣旨は、「該当地域への移住」ないしは、移住せずとも地域との関わりを持つきっけかにを作ることなので、今後Lucky Brothers & co.として東シナ海の小さな島ブランド株式会社と協働してなにか動いていければいいなと思います。
移住ドラフト会議に参加した感想
このイベントで地域に指名されると、良くも悪くも半ば強制的な関わりが生まれます。「強制的な関わり」と表現すると少しネガティブな印象を受けるかもしれませんが、実はこれは全く悪いことではないんじゃないかなと思います。
ウェブメディア「灯台もと暮らし」編集長の伊佐さんの近著『移住女子』のなかで、移住者が移住する地域を決めるきっかけは、なにか強烈な原体験があって「ここに移住したい!!」と強く願うというより、ふとしたきっかけを元にゆるやかに地域と関わりをもって、少しずつ地域に入って、暮らしを体験し、結果的に移住を決めた、というケースも少なくない、という主旨の内容が書かれていました。
そういう意味でも、偶然に移住先を決定する、というのは全くない話ではなくて、むしろそういった人たちのほうが移住先に過度な期待をせず、フラットに楽しみ、幸せになっている人が多いんじゃないかと思います。
この「移住ドラフト会議」をもとに生まれるつながりもまさにこのきっかけとなりうるんじゃないかな、と。「どこか地域とか関わっていきたい。けれど、それがどこかわからない」という人にとってはまたとない機会になるんじゃないかと思います。
僕らとしても、まず甑島にふらっと遊びにいくところからはじめたいと思います。