明朗会計を阻む罠

通勤途中に、「うちは明朗会計です!」とでかでかとした張り紙を掲げた飲食店を見かけました。ふと改めて、「明朗会計」について考え始め、とりあえずその言葉の正しい意味を辞書で引いてみました。すると、

不正や隠し事がない勘定のこと。(Weblio 辞書)

とあります。予め値札の付いた商品やパッケージを売る商売の場合、明朗会計かどうかの基準は比較的わかりやすいですが、案件ごとに取引額が変わるサービス業の場合、本当に100%明朗会計であると言い切るようにするには、常に油断すること無く、用心深く構えている必要があります。というのも、明朗会計を阻む罠がところどころで待ち受けているのです。

例えば典型的な例を示すと、取引先の会社の規模に応じて見積もり額を微妙に変えてしまう、というケース。大企業であれば、「きっと予算を持っているはず…」なんて考えが脳裏によぎり、普段出している見積額よりも若干高めに出してしまいたいという心理が働きます。まるでホステスが、「このお客さんはいい仕事に就いていそう…」と思った瞬間に、サービスの素振りが良くなったり、勘定の加減を変えてしまうように。
これ、レべル1の罠です。

そしてレベル2の罠は、例えばこんなケース。突然以下のような依頼が来たとしましょう。

「◯◯◯な機能を持ったサイトを作りたいんです!100万円でまるっとお願いできませんか!?」

「なるほど、金額は承知しました。機能要件を見てみましょう。どれどれ…。(おや…、これなら30万円くらいの見積もりで済んでしまうな…。でも、100万円でお願いしますって言っているし、どうしよう…)」

イメージできましたでしょうか。これ、レベル2の罠です。結構、倫理観問われますよね。

最後に格好つけるような形になり恐縮ですが、弊社ではレべル1の罠もレベル2の罠も、ポリシー的にはアウトです。つまり、できるだけ相手の企業の規模に応じて見積額を変えることはないようにしているし、向こうの提示してきた予算が過剰である場合は、適切に指摘するようにしています。

今後もそのポリシーで、超明朗会計でありたいと思っています。

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