どうも、下津曲です。
今日は、「静かに生きる」ということについて書いてみようと思います。
23年間生きてきて、自分は「静かなところ、人」が好きなんだということに気が付きました。
例えば、東京。東京は結構うるさいです。ずっとこの場で生活しているとなかなか気が付かないものですが、たまにふらっと地方にある実家に帰るとその「静かさ」に驚くんですね。
地方のなかでも田舎の方にいくと、車もたまにしか通らないので聞こえてくるのは、だいたい虫や鳥の声くらい。そういうところで静かさに触れると、いかに東京が「音」が多い街かを思い知らされます。
「街」もそうですが、「人」もそう。
会社や学校など、多数の人がひとつの空間に集う環境で、よく人が発する音が気になります。窓や扉を閉める音、椅子を引くときの音、道具を机の上に置く音。そういう細かな動作音がすごくきになっちゃうんですね。
で、人には、動作音が大きい人とそうでない人の2種類の人がいます。
前者は何をやるにしてもドタバタと音を立ててしまう。一方後者は、極力音を立てずに「スッと」何もかもこなしてみせる。
たまに、「忍者かな?」と思うレベルで物音を立てない、静かな人がいます。僕はそういう人を見る度、「自分もこうなりたい」と憧れてしまうんですね。それだけ、自分のなかで「静かである」ことを、かっこよく、イケてて、エレガントなものとして捉えているようです。
その両者の決定的な違いは、「想像力の豊かさ」にあると思っています。
「この大きさの荷物をこの感じで置くとこれくらいの音が響く。結局、ここにいる◯人の方がそれを気にしてしまう」みたいなことでしょうか。これができる人は常にそっと動ける人なんですね。
結局、この想像力はこういう仕草だけでなく、生活のあらゆる場面で出てくることなのだと思います。
誰よりも静かな人間になりたいものです。
text by @shimotsu_