「朝、溜まっているメールを返す」という状況がなくなってきている。

最近、「週休3日制」を導入しようとしている企業が増えたり、完全なリモートで仕事を進めるチームが出てきたりと、少しずつ「労働」に関して潮流が変わってきているような気がします。

日本で最初に週休2日を導入したのは、松下電工(現パナソニック)で昭和65年のときのこと。そこから約50年後のいま、ほんのすこしずつですが、その「当たり前」が崩れて、新しい時代が訪れようとしています。

参照:http://www.sankei.com/west/news/150503/wst1505030009-n1.html

そんななか、「休みが週のなかで1日増える」とか「オフィスに通わずに働ける」といった、とてもわかりやすい時代の変化以外にも、身近なところからちょっとずつ変わってきている実感もあります。

その最たる例が、電子メール。それも、「溜まったメールを返す」みたいなやつです。

この間ふと気付いたのですが、「朝、溜まったメールを返す」というルーチンが自分のなかにないんですよね、完全に。

というのも、いま仕事において、社内はもちろん、基本的に了承を得ているクライアントとのやり取りはslackやFacebook Messenger、LINE等のチャットツールを使っています。メールでやり取りをするのは、重要な資料をやり取りするときくらいです。

また、これは個人の特性が少し絡んでくるのですが、チャットなので、基本来たらすぐに返しちゃうんですね。メールも来たらすぐに返事するんですが、そのフットワークの軽さはチャットほどではありません。

チャットは「お世話になっております」とか「よろしくお願いいたします」などの形式な文句は極力省いて要件のみのやり取りをしても許される感じがあるので、そうしています。(許されるも何も、必要なもの以外は送らなくてもいいんですけどね、本来は。)

そうすると、連絡しなきゃいけないことが溜まって、朝それをまとめて確認する、みたいな状況がほぼ発生しないんですね。

これは、それが正しいとか是非を問うてるわけじゃなく、「あ、自分の場合はそうだな」というだけの話なのですが、こうしたちょっとした状況においても時代の流れみたいなものを感じ取ったんですね。

結論めいたものは特にないですけど、メールは送るのにちょっとエネルギーがいるのと、送ったらもう修正できないので、何度でもやり直せるslackが圧倒的に便利だなと思います。

つぎの日 昔の人は何歳くらいから新聞をとりはじめていたのか?

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