Twitterは世論じゃない。

Twitterを見る時は直接自分のタイムラインを見ることもあるのですが、それと同じくらいリストを使っていろんなクラスタごとのタイムラインを見ることもあります。

例えば、これまでに直接会ったことがある方をまとめたリストや、地元・鹿児島に関する情報がまとまったリスト、スタートアップ界隈の方や最新のテクノロジー情報をまとめたリストなど、種類は様々でそのどれを見ているときもちょっとずつ脳のなかで別々のスイッチを入れているような気分になります。

そんななか、今日ふと、上述したスタートアップ関係のリストを眺めているときに「すごく偏った情報だな〜」とぼんやり思ったんですね。そのリストはアーリーアダプターと呼ばれるような方々やメディアの情報しか取り入れておらず、それもそのはずです。「世界を変えてやる!」みたいなアツい投稿や、最近資金調達をした海外のスタートアップ情報などで溢れています。僕が自分で意図してそういう情報を見るためのリストに作り上げているので、とても便利で、役に立ちます。

このリストを見ながら「すごく偏った情報だよな」と思ったと同時に、翻って自分の「リスト」ではない「タイムライン」についても全く同じようなことが言えるなと気づきました

そもそもタイムラインも、自分が能動的にフォローしている人たちの集団です。その時点でめちゃくちゃ偏った集団と言えます。にも関わらず、なぜかTwitterを見ていると、それが世論であるかのような錯覚に陥っていることがありました。Twitter上ではAが大人気かもしれないけど、それはそもそも偏った集団の中での話なので、決して世論なんかじゃないんですよね。フォローするときも意識的にさまざまなタイプの人をフォローしていかないと、無意識のうちにどこか自分と似通った価値観や考え方、知識レベルの人たちが集まってきてしまうのだと思います。

Twitterのタイムラインについてこのように考えてしまうのは僕だけなのかもしれませんが、いつも「情報」には少なからず何らかのバイアスがかかっているということは自覚したほうがいいのかもしれません。

そういう意味で、ひとつオススメなのが以下の方法。このツイートを見たときは思わず膝を打ちましたね。たまにこうしてリセットする瞬間も必要だなと。

 

つぎの日 コテコテの方言を標本化しなくては。

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まえの日 否定的なことを伝えるときは、必ず対面で伝えるようにする

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