「チームとして一体感があること」と「礼節を軽んじること」は違う。

まさにタイトルのとおりなのですが、この問題について考えることがあります。これはWeb界隈にに限った話ではありませんが、クライアントやパートナーといった垣根を超えて「チーム感」を作って一つのプロジェクトを推進していきましょう!というのはよくある話だと思います。

それを徹底していくと、普段のやり取りがなんとなくラフな感じになっていきます。特に、slackやMessenger、LINEといったチャットツールを使う場合はなおさらで、友人に送るメッセージくらいのラフさでやり取りが進んでいくケースもあります。付き合いが長い関係者どうしだったり、プライベートでも親交のあるような人どうしでもそうなりますね。

僕は、こうして仕事のやり取りがラフに、スムーズに進んでいくこと自体はすごくいいことだと思います。実際、そうしている場合もありますし、そっちの方がいろんなやり取りが早く済むので楽です。「お世話になっております」とか送らなくていいわけですからね。

とはいえ、そんなやり取りのなかで気をつけなきゃいけないなと思うのが、「チーム感を持ってラフにやり取りができる」からといって「礼節を軽んじてもOK」ということにはならないってことです。距離感を間違えてしまって失敗するくらいなら、最初から一貫して丁寧なやり取りを貫くほうがいいとさえ思うようになりました。「チームとしての一体感を持って仕事をする」ということは、商流や立場に関係なく忌憚のない意見を言い合える関係ということだと思いますが、それでもちゃんと引くべきラインは設ける、それが円滑に進めるマナーなのかなと。

 

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