「上司がいない」という危ない環境で、仕事ができるようになるために気をつけている2つのこと。

今日は、上司がいない環境で仕事をするうえで気をつけていることについて書いてみます。

 

すごく当たり前の話なのですが、自分で会社を立ち上げたりフリーランスとして働いている人には「上司」もしくは「先輩」という存在はいません。自分がいちばん上か唯一の存在、という立場なので当然ですね。

 

上司がいないとどういうことが起こるかというと、自分に対して仕事において「注意」をしれくれる人がいない、ということになります。もちろん「注意」だけでなく、アドバイスや助言などもそうですね。

 

自分に注意をしてくれる人がいないという環境は、すごく仕事がやりやすいです。それはもう、とてもとてもやりやすい。自分の仕事に対して「もっとああしろこうしろ」と言われることがないので、仕事がサクサク進みます。先方に何かを提出したりする際も、わざわざ上長の確認を取る必要もありません。すごくラクです。

 

例えるなら、一人暮らしを始めたての大学生の気持ちと近いかもしれません。それまで「はやく風呂に入れ」だの「宿題は済ませのか?」だのと鬱陶しい両親の元から離れ、広々と羽を広げて生活することができ、目の上のたんこぶが取れたような気分になります。

 

けれど、自由であると同時に、これはすごく気をつけなければいけない立場であるとも言えると思います。特にスキル面で。そして一歩間違えると、すごく危険な状況に陥ってしまうことになります。

 

なぜなら、自分の上に誰もいない状況においては、「伸びしろ」を自分で見つけだし、設定しないといけないから

 

上司が存在していれば、部下を育てる責任があります。部下の至らないところ、もっと引き上げるべきところを判断し、その点を一緒に伸ばしてくれます。それが上司という存在。けれど、上司がいない人にとってそういう存在はいないので、全部自分でやらないといけないんですね。そういう意味で、伸びしろ、もっというと伸ばす方向までも自分で設定する必要があるんです。

 

それを怠ると、いつまで経っても「できる範囲」でしか仕事をしないようになっていくんじゃないかと思います。手癖で仕事を「こなす」ようになっていく。そして、もし若いうちにこのスタンスが身に付いてしまったら、後々取り返しのつかないことになりますよね。これは、起業した人にかかわらず、フリーランスの人でも同じなんじゃないでしょうか。

 

そういう場合において何を心がければいいかというと、いまは2つあるかなと思っています。

 

まずひとつは、ひとつひとつの仕事が終わったあとに、しっかり振り返って反省することそして、二度同じ過ちをしないようにすること。自分の仕事を、徹底的に客観視して評価します。ここが大事。「あのときああすればよかったんじゃないか」「もっとこうできた」というのを、もうしつこいくらい徹底して自問自答していきます。もちろん、普通の会社員でもこれは必要なことだと思いますが、上司がいない場合は、自分1人で取りこぼすことなく評価することが大事です。とても厳しい上司になったつもりで見るくらいがちょうどいいと思います。

 

もう一つは、仕事をはじめるまえに毎回、チャレンジングな目標を設定すること。毎回、スキル面でちょっと頑張らないと難しそうな課題を設定するんですね。で、これをひとつひとつ乗り越えることで、ちょっとずつ超えられるハードルを高めていきます。高木心平さんが「斜め上のパス」と表現されていましたが、僕らもまさに「その仕事は自分たちにとって斜め上のパスであるかどうか」はとても重要視しています。極端に言うと、頑張らなくてもできることは、やらなくたっていいと思っています。

 

あとは、この二つを愚直に繰り返していくだけです。

 

すごくカンタンなことにように思いますが、どこかで甘えが生じたり、少しでも「めんどくさいな」とか思っちゃうと負のループに入っていきます。逆に言うと、これさえ徹底していれば、ひとつひとつの仕事をこなすごとに確実にスキルは伸びていくはずです。もしかしたら、これが成長するためにいちばんの近道かもしれません。地位がほしい、お金がほしい、など成長の目的はいろいろありますが、こうした心がけなしに、仕事で得られるものは限られているんじゃないでしょうか。

 

要は、「向上心を持つ」ということなのですが、いまの時点でそれをもう少し噛み砕くとこうなるのかなと。何かのお役に立てば幸いです。

 

text by shimotsu

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