余計なことで頭を悩ませないようにする。

最近は、はやく「余計なことで悩まなくて済む環境」を整えたいなということを考えます。

普通に生活していると、いろんな悩み事が湧いて出てきます。職場だと人間関係や作業内容と職能のミスマッチ、プライベートでも同じく人間関係やお金のこと、その他、マンションの近隣住民がうるさいとか、部屋がいつもずっと乾燥していてつらい、とか、誰しも大小いろんな悩みがあると思います。

僕はこうした悩みのすべてから解放されたい、されたほうがいいとは思いません。例えば、社会人3年目の若手社員が今後のキャリアパスについて悶々と考え、悩む時間というのは人生のなかで必要なものだと思います。そうした時期を乗り越えてこそ、最終的に自分が心から納得できる職業人生を歩めたりするものなのではないでしょうか。

ただ、そういうあとで活きてくる類いのものではなく、糧にならない種類の悩みは一切排除したいんですね。例えば、具体例を挙げると「預金残高を気にして悩む」というのは、すごく無駄な悩みだと思います。普段生活しているなかで残高を一切気にしていない、というのは例えば20代だとかなり限られた数になってくるはずです。でも、預金残高とかそういう、言ってしまえば「どうでもいい」悩みからは、今すぐにでも解放されたいなと思います。

以前、高校2年生くらいのときに右手の親指にイボができたことがあります。それをずーっと放置し、あるとき自力で治そうと試みた結果、かえって悪化し左手にも移り、合計10箇所くらいイボができていた時期がありました。今思うと笑っちゃうような話なのですが、そのときは寝ても覚めても、勉強をしているときも、ご飯を食べているときも、風呂に入っているときも、テレビを観ているときもずっとイボのことをうっすら考えていたんですね。知らず知らずのうちに、常に思考の15%くらいをイボに奪われてしまっていたわけです。

結局、「さすがにこれはまずい」と思って皮膚科に行き、液体窒素を使った治療を試すとイボはすぐになくなりました。

こういう例って、意外とよくあることなんじゃないかなと思うんですね。僕の場合はイボでしたが、そうじゃない何かにうっすら思考を奪われている、ということはわりと起こりうることなんですよね。

そうした教訓もあり、「余計なことで悩まないようにする」というのは常に心がけています。

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