人生を棒に振らないために必要な2つの視点。

最近、「虫眼鏡的な視点」と「望遠鏡的な視点」のどちらの視点を持つことの重要性について考えます。

 

虫眼鏡的な視点とは、イメージされているとおり物事を細かく見る視点です。抜け落ちていることはないか、ある面から見ると何事もないかのようだけど別の面から見ると分かるような欠点はないか。また、1日や1週間単位での出来事も、この視点が大事です。どんなに、数年後の高尚なビジョンを掲げていても、そこに辿り着くまでの日々の歩みを怠れば無意味です。その1歩を、確かなものにするためにも細かい点に気付ける目を養うことが大事です。

 

以下の記事で書いたような、反省すべき点を探すときに、大いに役立つでしょう。

 

関連:「上司がいない」という危ない環境で、仕事ができるようになるために気をつけている2つのこと。

 

一方、望遠鏡的な視点は、もっと遠くの未来を見通す力、組み立てる視点だと考えます。毎日、日々の作業をこなすだけでは、例えば5年後に立ちたい場所や見ていたい景色を望めるようにはなれないのだと思います。この視点には、大きく分けて2つ、「社会を見る目」と「自分の将来を見る目」があると考えます。この2つは全く異なるものです。社会が今後長期スパンでどのような変化を遂げるかという軸と、自分がどのように進化していくかとい軸は違うんですね。けれど、社会の変化を見つつ、自分をどのようにそれにフィットさせていくか考えることはできます。

 

この2つの視点をときどき交互に確認しながら実行に移すことが、「自分が立ちたい場所」に立つために最も重要なことなのではないと考えます。どちらかだけだと、いわゆる「意識高いだけ」の人や、「手元の仕事はできるけど、未来のことを考えられない」人になってしまいます。ここはまさにバランスが必要で、定期的に振り返る機会を設けるのがいいと思います。Googleカレンダーに入れてみたりとかして。

 

先日、GLAYのTERUさんが以下のようなツイートをしていました。

 

 

これは「#あたりまえポエム」と呼ばれる、あたりまえのことを綺麗な写真や動画を背景に、ハッシュタグ付きでツイートするというもので、いまとても流行っています。このTERUさんのポエムを読んで、今回これまで書いてきたようなことを考えました。

 

たしかに、上ばかり向いてちゃ生きてはいけない。けれど、上もときどき確認しないと明後日の方向に進んでしまう。数十年単位で人生を棒に振ってしまうことのないよう、常に意識しておきたいことです。

 

text by shimotsu

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