オープンソースコミッターの方々には頭が上がりません。

昨年12月から約1ヶ月間、Wordpressを使った実装を案件で2つやらせていただき、その基本的な構成からプラグインに関する知識など、深く触れてきました。

今まではWordpressに深く触れたことがほとんどなかったので、いざその世界の中に入り込んでみると、どうやら非常にオープンソースコミュニティに支えられている技術なんだなと感心しました。

 

もちろんJavaScriptの世界でもRubyの世界でもオープンソースコミュニティは存在していて、世界中にコミッターがいることでどんどん成長していることに違いはないのですが、Wordpressの場合はちょっと構図が違う印象があります。前者の場合は、いくつかの大きなプロジェクトがあって、それに対して色んなコミッターがソースコードを改修していくケースが多いです。一方で、Wordpressの場合は、「プラグイン」と「テーマ」という比較的カジュアルに作れるパッケージの型が存在しています。なので、多くのWordpressコミッターはこうしたプラグインやテーマを1人で完結して作ってしまってアップロードしているケースが非常に多く見られます。そして、1人によって作られたプラグインが世界中で何十万人というWordpressユーザに重宝されている。これは他のオープンソースコミュニティではあまり見られない事象かなと思いました。

今回僕が制作した案件でも、多くのプラグインに助けられました。(もちろん、オープンソース故に品質の低いプラグインや他と競合するプラグインも散見されるので、それを見極めたり改修するスキルも問われますが。)本当にコミッターの方々には頭が上がりません。

ふと、WordPress 1.0で画像検索してみると、すごくレガシーな管理画面の画像が出てきて歴史を感じました(笑)。同時に、オープンソースだけでここまで成長するのはすごいなと、改めてITの世界の良い文化を知り、感慨深い気持ちになりました。

つぎの日 いつも思い出す、カーネル・サンダースと伊能忠敬のこと。

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まえの日 保っていた調子が崩れるのは一瞬。

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