BaPA卒業制作展に行ってきました

制作会社であるBasculeさんとPARTYさんが毎年行っているクリエイタースクールBaPAの卒業制作展に行ってきました。場所は日テレホール。
今回のテーマは「日本を歩く」。面白いテーマですね。

ちなみに僕はちょうど去年、第二回のBaPAの卒業生でもあります。去年のテーマは「2020年のライブパフォーマンス」でしたので、また前回とは大きく違った作品が出てくるだろうと期待して行きました。

プロダクト自体をきちんと仕上げて、それをお客さんにプレゼンするという形式もあってか、どのチームもPR動画をかなり作りこんできているなと思いました。ほとんどの作品はYouTube動画があがっていたように思います。
そんな中で、僕が特に良いと思ったのは3つです。

まずはこちら、「HANAMACHI POKKURI」。

光るぽっくり下駄です。
舞妓はんが持つ妖艶な印象と、光るLEDの佇まいがうまくマッチしていて良いですね。厚底すぎるところが少し気になりましたが、造作でそれを活かしたデザインを工夫すればすごく良いプロダクトになりそうです。

次は、こちら「てくてくみっけ!!」という作品です。

これは子供が遊ぶためのiPhoneアプリです。
例えば「赤」「黄色」「三角」「四角」というような単純なお題を子供に与えられるので、そのお題に当てはまるものを歩きながら見つけ出そうというコンセプトのものです。
アイデアも技術も非常にシンプルですが、実際に子供が喜んで遊ぶイメージがあり、良いアプリだなと思いました。実際のリリースは、もう少し先になるそうです。

最後はこちら、「京T」 です。

サムネイルのビジュアルだけでなんとなくわかるかもしれませんね。
そうです、しゃべるTシャツ。簡単に言うと、ど根性ガエルのあれです。
このTシャツを着ることで、キャラクターが京都の町並みを案内してくれます。面白いのは、GPSと連動しているため、ちゃんと現在いるスポットに応じた内容をしゃべってくれるということ。

ど根性ガエルは、現代の技術をもってすれば実現可能ということですね。もしかするとドラえもんの道具なども、技術が進んだ今なら普通に実装できる、みたいなものがいくつかあるのかもしれません。

というわけで、今年のBaPAもすごく完成度が高い作品ばかりで感心しました。
これだけ大変な試みを1度きりでなく、きちんと3年も続けられているBasculeさん、PARTYさん、BENCHさん、そして運営の方々は改めてさすがだなと思いました。10年後も続いていたら、本当に意義深いスクールになっているだろうなと、感じました。

つぎの日 これからの時代は、より「生産性の向上」が求められる。

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