どうも、下津曲です。
先日、家入一真さんの著書『さよならインターネット』を読み終わりました。
この本では、家入さんがこれまでインターネットと共に歩んできた過去を振り返りつつ、いまなくなりつつある「インターネットの『輪郭』」についてじっくりと考察をされています。
特に、小〜中学時代からインターネットが身近にあった世代の僕にとって、逆に新鮮な情報も多く、いま一度インターネットについて考えるいいきっかけを与えてくれる本でした。
最近読み終えて、なんとなくインターネットについてぼんやり考えていると、とある出来事が起こりました。
以前、このブログでドキュメント管理に「esa.io」というサービスを使っているということを書きました。いつものようにカフェで、そのesaに書き込んでいると、Wi-Fiの回戦が切れてしまったんです。ちょうど、この『さよならインターネット』を読み終えた感想をまとめた内容を書いている最中でした。
運悪く、「保存」を一度も押さずに最後まで書き終えて投稿しようとしたところだったので、見事に全部のテキストが消えてしまいました。ガッデムですね。ガッデム。
Wordなどの文章作成ソフトを使っているとき、この「パソコンで書いた文章が消える」というアクシデントに見舞われたことがある方も多いと思います。ガッデムですよね。
ただ、よく考えると今回はネット上に書いた文章です。そう考えたときに、入力までして、たしかに存在していたあのテキスト情報はインターネットのどこに消えてしまったのか、そんなことを考えたんですね。
インターネットって、ビジュアルでイメージすると、なんとなく個人的に「大海」のイメージがあります。「ネットサーフィン」とか「ネットの海」のような表現もありますしね。と、すると、消えてしまったテキストは海の中には泳いでないといえるので、その上空を漂っているのか、地面に埋まっているのか…。
結論はないのですが、たまにはこうして得体のしれない物事に着いて想像するのもいいかなと。