逆張りブランディング

リッチなものがもてやはされた時代が来たあとは、質素なものがウケたり、ポップなトーンが受ける時代のあとには、シックなものがウケたりと、それぞれの時代には流行というものが存在する。

それに乗っかるやり方が最もセオリー通りで賢い一方で、あえて逆に張ってみるのもブランディングとしては面白い。

例えば今、逆張りをするとするとどんなことがあるだろう。

iPhoneではなく、あえてAndroidを使う。
このご時世で、Web系企業なのに、あえて全員スーツ。
黒髪短髪が流行している中で、あえて茶髪ロン毛。
実力主義が美とされてきている中で、あえて年功序列を明言。

うーん、どれも面白いが、なかなかリスキーだ。この中で言うなら、あえて全員スーツのWeb系企業というのは、面白くて目立つ気がする。
ちょっと想像してみると、オフィス内で制作メンバーの社員も毎日ビシっとスーツで決めて、iMacのでかい画面とニラメッコをしている姿を想像すると面白かった。おまけに、右手にはペンタブ。スーツとペンタブ。これほどまでに相性の悪い組み合わせがあっただろうか。スーツでペンタブか、かっこいいな。いつかやってみたい。

…と、ここでふと思ったのだが、逆張りを徹底するなら、「Web系企業なのにあえて全員Windows」っていうのが入りそうだ。難しい。

つぎの日 常に「好奇心」を忘れないためのメソッド。

ランダムな日

まえの日 やっぱり、その土地を歩かないと分からないことはたくさんある。

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