先日、こんなツイートをしました。
「ネットビジネス」っていうけど、逆に、これからの時代に一切ネットが関与しないビジネスってなにがある? 農業だってドローンで農薬散布するだろうし、タクシーだってネットで配車する。路地にいる占い師とか? でも、今日日、占い師だってブログくらい書いてるしなあ。
— 下津曲 浩 (@shimotsu_) December 1, 2016
TwitterやFacebookでたまに見る「ネットビジネスで月100万円稼いでます」的なアカウント。そういう、胡散臭いアカウントのプロフィールページにはたいてい「ネットビジネス」と書いてある気がします。そういうアカウントを目にするたび、「ネットビジネスって具体的に何なんだろう?」と疑問に思ってきました。まず、実体がわからない。
そして、それ以上に感じるのは「いまどき、ネットを一切介さない商売なんてあるか?」というもの。例えば、ネット通販やネットメディア、ウェブサービスなどはわかりやすい例です。ただ、顧客管理システムだったり、顧客との連絡ツールである電子メールやチャットツールなど、ありとあらゆる場面でインターネットは活用されており、「非ネットビジネス」と呼べるものを探す方が難しいんじゃないでしょうか。
これはインターネットだなかった時代のことを考えると、がらっと変わった世界とも言えます。ビジネスのあらゆる局面でインターネットが活用されるようになり、情報が流通するスピードも格段に上がりました。これは、昭和、平成初期のビジネスシーンには考えられなかったことです。
これを発展させて考えると、「◯◯◯ビジネス」が今後もやがて生まれてくるのだろうか? と、そんなことを期待してしまいます。つまり、インターネット同様、あらゆるビジネスシーンで活用されるような汎用的なインフラが新たに生まれてくるのかどうか。そういうことが起こるような、文字通り「世界が変わる瞬間」に生きていたらいいなと思います。