テレビ番組に出演して学んだこと

最近、南日本放送(MBC)というローカル局で放送されている「かごしま4」というテレビ番組の生放送でだいやめキッチンのレシピ紹介で出させていただいております。頻度は月に1度。約5〜6分程度の枠をいただき、だいやめキッチンのインスタグラムで配信しているレシピ動画など取り上げています。

それまで、テレビ番組に出た経験は皆無で、もちろんずぶの素人です。特に最初は、収録の雰囲気も様子もわからないので結構緊張していたのですが、3回目を終えて、やっとなんとなく馴れてきた感じがあります。初回に出演したときに、「これは慣れれば問題なくこなせそうだな」と思っていたのですが、ほとんどイメージしていた通りとなりました。ずいぶん緊張もしなくなりましたし、柔軟な対応ができるようになってきました。

「これはちょっと失敗だったかな?」と思うのが、特に1回目は台本をわりとガチガチに覚えて、その内容を番組内で話すというやり方で挑んだこと。暗記しているので、やり取り自体は特に大きな問題はなかったのですが、どうしても「覚えていることを引っ張り出して暗唱してる感」が出てしまい、客観的に自分で見ても、ややしゃべりが硬い印象を受けました。

そこで、2,3回目は「覚える内容を極力減らし、ちゃんとMCとのキャッチボールを意識する」ことに注力したのですが、どうやらこの方向が正しそうです。そもそも覚えていることがないので、暗唱してる感は低減でき、また「本番で忘れてしまったらどうしよう」という不安も少なくなったので、緊張の度合いも減りました。

そのかわり、話の流れを構造化・図式化して頭に入れ、放送中はそのルートを辿りながら話を進める、というふうに意識していました。これだけでもずいぶん違いますね。あとは、「共起語」とも言いますか、その話題に関連するキーワードだけいくつかインプットしておき、それらはある程カバーするようにして、柔軟に対応することができました。

まだ数回の出演ですが、慣れないことをするのは、「どうやったらうまくできるようになるか」をゼロベースで考えるため、脳みそが活性している感じがしてよいです。脳を活性化させたかったら新しいことを始めよう、とはよく聞きますが、まさかこの体験でそれを味わうとは思っていませんでしたね。

つぎの日 タチの悪いクライアントなんて本当はほとんどいないんじゃないかという話。

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