「釣れりゃなんでもいいっすよ」

以下のエントリを書いて以来、釣りにハマっています。

「釣り」にハマる理由。 | ラキブラブログ – Lucky Brothers & co.

このときは海釣りでしたが、いま一番興味があるのはバス釣り。もともと中学生の頃に友達としょっちゅう行っていたのですが、大人になってそれがむくむくと再燃してきました。中学生の頃はお金がなかったので、ほしいプラグはほとんど買えませんでした。限りあるお小遣いから買う時は、釣具屋で何時間も悩んで買っていたのを思い出します。今はある程度自由に使えるお金があるので、釣り具以外の支出をほとんどゼロに抑え、ほしいタックルをバンバン買っています。本当に大人になれてよかったと思う瞬間です。

で、そんななか勉強がてらYouTubeでバス釣りの動画を観てるなかで知ったのが、青木大介プロです。現在、日本人トップのバスアングラーとの呼び声も高く、2019年にはアメリカのツアーへの参戦も表明している、正真正銘のバスプロです。その人の動画、番組がすごくおもしろく、2018年になってからというもの、自宅ではずっと青木大介さんの番組や動画を観る日々を過ごしています。バスに対する知識が深く、また経験もハンパじゃないのです。番組では、釣りあげたあとに、そのシーンについての解説があるのですが、どの行動にも意図があり、それが根拠にもとづいているので、説得力があります。こういう解説ができるからこそ、この人はプロでもトップに立てるんだと確信しました。

そんな青木さんがとある番組でおっしゃていたなかで、とても印象的な言葉があります。青木さんのオフィスのガレージ内での撮影で、そこに置かれている数多くのルアーケースを見たディレクターが「好きなルアーはあるんですか?」という何気ない疑問を投げかけました。そのとき青木さんは「好きなルアーとかはあまりない。釣れりゃなんでもいいっすよ」と返したのです。めちゃくちゃしびれました。仕事においては、ある種「こだわりがない」人に憧れているのですが、青木さんはまさにそのタイプだなと。実際、著書や番組でも「場面に応じて釣れるルアーを選ぶ」というスタンスで、好みは関係ないのだそうです。どんな職種でもいいので、まさにこんなプロを目指したいものです。

 

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