これからの仕事はたいてい「やったことないこと」になる

今日の社会の流れ、技術の進化のスピードを見ると、今後、ルーチンワーク的な仕事が淘汰され、逆に新たな価値を生み出す仕事が生まれてくるというのは、疑う余地はないでしょう。例えば、その筆頭がYoutuber。YouTubeが誕生したころはもちろん、最近まで名前のなかった職業のひとつです。それが、いまや「なりたい職業」のひとつになるというから驚きです。

そういう、「まったく新しい仕事」が多く誕生したとき、それは多くの人にとって「やったことがない仕事」になります。まるで経験したことがない、完全なる未知の世界です。そのとき、どう立ち振る舞うかはおそらくかなり個人差が生まれてくるのではないかと思います。ある人は「やったことがないから……」とそれを理由に消極的になり、またある人は「やったことがないけど、過去のあの経験が活かせそう」と積極的に取り組みます。どちらか先に結果を出せるかは、言うまでもないでしょう。そう、今後新たななりわいが生まれてくる社会において、「やったことがないこと」にチャレンジし、少しずつ成果を生みすことは、最も重要で求められる経験・スキルになります。

こんなことを書いている僕も、まだまだ今の仕事はやったことがないことだらけです。今でこそ「ウェブディレクター」として動くことが多いのですが、そもそも独立した当初は仕事でひとつのサイトをつくった経験がありませんでした。でも、なんとかやっていかないといけない。そこで、あらゆるアウトプットを学びの対象とし、ときには競合となるウェブ制作会社の実績ページをくまなくチェックし、その特徴やノウハウを抽出したこともありました。

まだぜんぜん体系化できていませんが、日々「やったことのない仕事」をし、少しずつノウハウ、抽象的な考え方を蓄積していっています。これが、数年後、数十年後に全く別の仕事で活かせるといいのですが……。

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