インタビューはカウンセリングである

地方で、割と若い年齢で会社を経営しているという稀有性だけで、ありがたいことにインタビュー取材というものを受けることがちょこちょことあります。

ペースで言うとだいたい、2〜3ヶ月に一度くらいでしょうか。インタビュー取材というのは、自分たちのことが記事になることでPR効果が得られるというのがもちろん主体なのですが、最近はそれだけでもないなと思うことがありまして。
インタビューというのは自分が思っていることを言語化する作業、いわばカウンセリングのような効果があるなと思いました。

普段考えていることって、はっきりと言語化されたものではなく、およそ抽象的でモヤッとしたものだと思います。例えば、「仕事を受ける上で大事にしてることってなんですか?」という問いに対する答えなんて、常日頃言語化して考えているわけではないじゃないですか。会社を作るタイミングで決めた事柄はもちろんありますが、それも日々変わっていく(べき)ものだと思います。

そういった意味で、2〜3ヶ月ごとというちょうどよいスパンでインタビュー取材を受けるというのは、なんとなく考えていることを定期的に言葉にして吐き出し、自分にとっても考えを整理できるという意味でとても良い。

最近受けたインタビューの際には、「地方でクリエイターが成功するために大事なことはなんでしょうか?」という問いを受け、自分で答えた言葉に自分でもびっくりするような、不思議な感覚がありました。「あっ、自分今そういう風な考えを持っているんだ…。でも、なんとなく思ってることを言語化するとその言葉になるよなぁ…。」という風に。さて、じゃあその答えた言葉というのはなんだったのか、というのは、後日インタビュー記事が公開されたときにまた紹介させていただくとしましょう。

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