noteからユーザアンケートのメールが送られてきたんだけど、「いっちょ回答するか」という気持ちになったのは意外だった。おそらく、数ヶ月前から継続的に「カイゼン」を繰り返している姿を見せられているから、ちょっと力になれるなら!という協力的な姿勢になったんだなと。
— shimotsu (@shimotsu_) January 17, 2018
noteというwebサービスを使っているのですが、先日そのnoteからユーザアンケートのメールが送られてきました。内容は、サービスの改善に関するユーザアンケートを取りたいから協力してくれ、とのこと。普通、そういうユーザアンケートのようなメールは興味がないので確実にスルーするところなのですが、そのときはちょっと違いました。自分でも不思議だったのですが、「本当に1分で終わるなら、ちょっと協力しようかな」と。
noteは、昨年から深津さんというUXの権威的な方がCXO(Chief eXperience Officer)になってから、ものすごい勢いでサービスの改修が行われてきました。僕もそんなにがっつり使い込んでいるユーザではないものの、「あぁ、また何か改修されたんだな」としょっちゅう気づくほど。すごい勢いでサービスのUXが「カイゼン」されてきているんですね。
そのカイゼンの様子を実際に見てきているので「カイゼンの一部なのであれば、なにか協力しようかな」と、自然に思ったんですね。メールを見て、そう感じた瞬間に「こういう心境にさせることこそが、UXそのものなんだ」と実感しました。実際、深津さんがジョインしていなかったころのnoteからそういうメールが送られても、その他多くのアンケート依頼のメール同様スルーしていたことだと思います。
この「ユーザアンケート依頼のメールを気に留めるか簡単にスルーするか」という境界は、サービスにとって非常に重要なところです。そうした質問に対して関心を抱くかどうかが、「そのサービスがなくてはならないものかどうか」というユーザのサービスに対するコミットメント、愛着度を現すと思うからです。「別に、どれを使ってもいいや」と思っているサービスについて、質問に答える暇なんてないでしょう。
そのサービスのユーザにとって明らかな変化は、あまりにも悪いものでない限りほとんどポジティブに捉えられるんじゃないかと思います。noteについても、浅く広く使っている僕のようなユーザからも、おそらくは好意的に見られていると思います。ぜひこの調子でガンガン改修を進めていってもらいたいなと思います。