鉛筆を削っている間に、書く気が出てくる。

ときどき「どうしても着手できない」、「やらないといけないとわかっているのに、なかなか手が出ない」ということがあります。これは普段の生活においても、仕事の生活においても言えることです。リストの中にずーっと残っていて、「そろそろやらないといけない、でも緊急ではない」というタスク。夏休みの宿題をずっと抱えたまま、8/31まで遊び続ける小学生の気持ちを想像したらわかりやすいかもしれません。

けれど、なんとか着手して期限内に終わらせないといけない。「あっ、そろそろマジでやばい」と追い込まれてから焦り始めてやり始める、というのに慣れていたり、習慣化してしまっている人もいるかもしれません。

僕も普段生活してそういう状況はよくあるのですが、そんなときは、どんなに小さく、ムダと思えることでもいいから着手してみる、ということが大事なんじゃないかということに気が付きました。小学生の頃の勉強を思い出すと、まさに上記のような「やらないといけないけど、めんどう」というタスクでしたが、その日使う鉛筆を削っている間になんだかやる気が起きてくるものでした。「しょうがねぇか、やってやっか」みたいな。

この、「勉強する前に鉛筆を削る」に表されるような、一歩手前の簡単なタスクをとにかくやってみることです。量が多くて億劫になっているなら、とにかく小さい単位に分解してそれから片付ける。すると、やっていくうちに、あれだけ面倒だったはずなのにどんどんその気になって、次第には楽しくなっている。おそらくそんな経験をしたことがある人も多いはず。

気分が乗らない、なかなか動き出せない、というときは、まず鉛筆を削り出すように、手始めに準備からはじめてみてはいかがでしょうか。

つぎの日 本人にとって、一番向いていることをやってもらう。

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