走り出して、はじめて分かる。

世の中、「走り出してはじめて分かる」ということって、たくさんあるなと思います。

どれだけ事前に考え尽くしていても、あらゆる可能性を想定していたとしても、実際に走り出してみると全く想像もしていなかったことや、そうした想像を軽く上回ってくるような出来事が起こったりします。

たとえば、それまで全然気にも留めなかったような細かいところがどうしても気になるようになったり、走りはじめてみることで「難関だ」と思っていたハードルが実は全然そんなことはなかったり、逆に軽視していた問題が次々と障壁になってきたり…。

「あれ? 思っていたのと違うぞ?」と頭を抱えるという経験は多くの方がしてきたものだと思います。

なので、大抵の場合くよくよ悩んだりするのではなく、ある程度「えいやっ」っと歩みをはじめてしまった方が早く解決したりするものです。多分、この事実が「小利口なヤツより、バカなヤツの方がいろいろ失敗をしながら成長できる」と多くの方が言われる所以なのかなと。

本当に大事なことは、「その問題は時間をかけて検討するべきかどうか(走り出してみるとすぐにヒントが見えてくるような問題かどうか)」をすぐに見極めることなんだと思います。

これこそがいちばん難しく、まさに「経験」とか「勘」「センス」がものを言うところなんじゃないかと思います。

つぎの日 だいやめキッチンを南日本新聞に掲載していただきました!

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