クレジットカードに対する普通の人の感覚

先週末は友人の結婚式に行ってきました。式自体も非常に感動的で素晴らしく、多くの旧友とも久しぶりに会って話して、楽しい時間を過ごすことができました。
以前のブログ「地元の友人と遊ぶことの大切さ」でも書いたように、定期的に地元の友だちと遊んだり話したりすることはやっぱり重要だな、と感じた2日間。

今回出たトピックの中で僕がショッキングだったのは、彼らのクレジットカードに対する感覚です。
「ネットショップを普段どれくらい使うか」という話題になったときに、ZOZOTOWNしか使わないという人や、メルカリしか使わないという人など、固有のサービスでしかネットショップ(フリマ等含めて)を利用しないという人が多くいました。
そもそもネットで物を買うということに関心がないのかな?とも思いましたが、話を聞いてみるとそうではなく、どうやらクレジットカードを迂闊にネットで使うことに怖さを持っているようでした。

僕のように仕事上でクレジットカード決済の実装の裏側なども見ていたりする人間だと、世の中にあるクレジットカード決済のほとんどは世界的に大きな信頼のある企業が代行していて、中小規模の小売店が顧客のクレジットカード情報をデータベースに保持することなんてほぼ無いこともわかっているし、UIや通信プロトコルを見ればそのドメインの信頼性もある程度感覚的に測れるのですが、確かにこれは職業柄たまたまそうなんだろうなと。
IT関係じゃない人からすると、どこの馬の骨かもわからないネットショップに対してクレジットカードの番号を打ち込むこと自体が怖いことなんだということは、確かにわからなくもない。

彼らは、信頼性の低い(もしくはわからない)ショップで買い物をするときは、まず最初はコンビニ決済や代引きを使うのだと言います。
そうやって何度か取引をしてみて、ここは大丈夫そうだとなった段階からクレジットカードに切り替えるのだとか。
この話、実は知り合いのネットショップをやっている方も同じことを言っていました。ここまでクレジットカードに対して慎重になるのが、むしろ平均的な感覚なんだろうな。

というわけで、今回もまた地元の友人と話すことで普通の人達との感覚のギャップを少しだけ埋めることができました。やっぱり大事。

つぎの日 クライアントにとって、「どうやるか」はどうでもいい。

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