採用試験の最後のステップに「一緒に人生ゲームをやる」か「一緒にジェンガをやる」を設けたい。
— shimotsu (@shimotsu_) November 2, 2017
先日こんなことをツイートしたのですが、冗談でもなんでもなくて割りと本気でこういうことを考えています。例えばアウトドアでのキャンプを採用試験に設けたり、「社長とサシでランチに行く」というステップがある会社があったりして、「採用試験に人生ゲームやジェンガを取り入れる」というのは別に極端に突飛なアイデアではありません。むしろ、かなり現実的なラインかと思います。
現代の就職における面接というフォーマットでは、やはり求職者はどうしても取り繕ったり、逆に普段の素敵な一面がよく見えてこなかったりするものだと思います。自分がそうでした。素の自分を見せよう、なんてことは一切考えず、「どうすれば入社させるに値する存在かをアピールできるか」だけを考えていました。その結果、一般的にはミスマッチが生じたりして、なかなかうまくいかないケースも多い。短期間で効率的に採用活動をしようと思うと、それなりにデメリットもあるのです。
その点、ゲームには人の心をオープンにさせる作用があると思います。子どもの頃、友達とゲームをしたときのことを振り返るとよくわかるのですが、すぐカッとなってゲームをリセットしちゃう子や、なにか協力して取り組むのが好きな様子の子、一人で黙ってじっくりなにか集中して遊ぶのが好きな子など、そうやって遊んでいるときほど人の性格・趣向はわかるものです。
そして、これは子どもに限った話ではありません。大人になってからの遊びでも、ほとんど同じことが言えます。むしろ、大人の遊びの方が、良くも悪くも真剣度は下がるので、取り組む姿勢に差が出てきたりする。そういう様子もひとつの判断材料になるのではないかと思います。
遊ぶゲームとしては、人生ゲームやジェンガなどがいいかなと思っていますが、そのほか麻雀、その場で考えたオリジナルルールのカードゲーム、なんかも創造性が問われていいかなと思います。