エンジニア的な生き方

むかしリーダブルコードという本を読んでから、エンジニアという職業はなんてかっこいい人達なんだと感銘を受けたのをよく覚えている。そのときは既に社会人としてエンジニアになった後だったので、正確には「自分はこんなに素晴らしい職業についたのか」という感覚の方が近い。

柔道や剣道といった武道を体得することで、人としての礼儀や生き方を学ぶことができるのと同じように、エンジニアという職業においてもその「思想」は仕事のやり方だけでなく、普段の生活にも大きく影響を及ぼしうる。リーダブルコードに書かれているような、「Don’t Repeat Yourself」「例外を作るな」「後から見た人でもわかりやすいように」といったコードを書く上での原理原則は、ある種、効率よく仕事をこなすことや、人と人とのコミュニケーションをスムーズに行うための考え方にも通ずる部分がある。

また、エンジニアには怠惰な人ほど向いていると言われる。今日は、GUIアプリケーションで行っていた作業をコマンドラインから実行できるような環境構築をしながら、こういう効率の良い環境づくりこそがエンジニア的だよなぁと感じていた。5秒かかる作業を1秒に短縮することの体感的快適さは、その差分の4秒間以上に大きなものがある。Alfredを初めて触ったときの感動を分かる人であれば、この感覚が伝わるだろう。

かくいう僕も、そこまで怠惰な性格の人間ではないので、逆に言うと効率の良い環境づくりが得意な方ではない。エンジニア仲間の中には、とことん怠惰で、とことん効率的な環境をカリッカリにチューニングしているような人もザラに居る。彼らの作業風景を後ろから見ていると、本当に惚れ惚れするレベルだ。おおよそそういった人たちの美学の中では、「マウスは悪」というものがある。つまり、PCでの作業において、本当にマウスカーソルが必要なケースなんてほとんどないのだ。すべてのアプリケーションは、キーボードだけですべて操作できるようにできている。エンジニア的な人はキーボードの上だけで、魔法のような手さばきで作業をこなしていく。そういう人たちはもちろん、得てして仕事が早い。

今日はそうやって、効率的な環境づくりに精を出したのが久しぶりだったような気がした。そういうエンジニア的な良い考え方を少し忘れてしまっていたのかもしれない。効率化。やっぱり5秒が1秒になる感覚はすごく気持ちが良いものだ。

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