もっとちゃんと寝た方がいい。

先日、こんなツイートをしました。

要は、「もっとちゃんと寝よう」という趣旨のツイートなのですが、そこそこの人数に「いいね」や賛同の声をいただき、「やっぱりそうだよな」と再認識したところであります。

もう、みなさんの生活がそうであるように、現代人はとにかく忙しい。仕事は全然終わらないし、おもしろいマンガは次々と発売されるし、Netflixでは毎週のようにテレビドラマやアニメが公開されるし、友達がオススメしてた新作の映画もおもしろそうだし、プログラミングの勉強もしたい。そう、めっちゃくちゃやることが多いんですよね。コンテンツが溢れ、キャリアが多様になり、多くの人にとって「やりたいこと」「やらなくちゃいけないこと」がどんどん増えていっている状態です。

なにか新しいことをやる時間を設けると、それまでおこなってきた何かの時間を削るしかありません。時間は、唯一人に平等に与えられるものです。新しくnetflixを契約したら、それを観る分の時間をどこかで削らなきゃいけないんです。それは、読書の時間かもしれない。ゆっくりお風呂に入る時間かもしれない。そして、時間を削らなきゃいけない状況になったとき、最も多くの人が選択する部分、それが「睡眠」です。試験のときや、重要なプレゼンの前日など、手っ取り早く時間を確保する方法といえば、「睡眠を削る」だったのではないでしょうか?

つまり、それだけ「睡眠」に対する優先度は低いということのあらわれでもあります。地を這うくらいの優先度といってもいい。多くの人にとって「ゼロだとちょっと厳しい感じがするけど、多少減らす分には特に問題ない」と考えられているのです。ところが、実はそんな風にして削られている睡眠ですが、少ない状態が続くと、ちょーっとずつ健康を蝕んでいっているようです。「気が付きにくい」ってのが厄介ですね。自覚がない。けれど、慢性的な睡眠不足は、大なり小なり健康被害を与えると言われています。書店にある睡眠関連本を読むとこのあたりのことにはたいてい触れているので、よかったら読んでみてください。

僕が願うのは、「もうちょっと”満足”できる睡眠を取れる社会になったらいいな」ということ。自分の問題ではなく、会社や身の回りの環境のせいでそうはできない人が大勢いると思います。でも、睡眠ですら満足できなければ、「なんのために生きているのか?」という気持ちになってくるので、このあたりはどうにかしていきたいですよね。具体案は、特にありません。

 

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