叱ってくれる人がいない問題

「叱られることも少なく〜なってゆくけれど〜♪」

とは、かつてGReeeeNが遥かという楽曲の中で歌っていましたが、年齢を重ねるごとに自分のことを叱ってくれる人は少なくなっていくものです。

そして、起業して組織のトップの立場になると、なおさら自分のことを叱ってくれる人なんてほとんどいなくなります。

取引先の方々と打ち合わせを重ねていく中で、この「叱ってくれる人がいない問題」はいずれ潜在的リスクになりうるなと感じるようになりました。弊社の創業メンバー2名は数年の社会人経験があるとはいえ、まだまだコミュニケーションのマナーや業界の常識的なところで未熟な面もあります。何か気づかないうちに失礼な振る舞いがあったとき、そのことを指摘してくれる人さえいないというのは、結構怖いことです。

そこで我々は、「打ち合わせが終わった直後に、何か少しでも気になった言動や素振りがあったらお互いに一切の遠慮なく指摘し合う」ことをルール化しました。

“あの言動は捉え方によっては少し失礼だったんじゃない?” とか、 “あの議題はもっとテンポよく進めたほうがスムーズに行ったと思う” などなど。お互いに監視の目を入れることで、少しでもマナー面での至らなさをカバーするよう心がけています。

 

今のところは、ほぼすべての打ち合わせに2人で出席しているので、この施策はうまく機能しています。こうしたところでも、2人起業のメリットを感じているところであります。

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