忙しい時と暇な時。特に受託制作の仕事をやっていると、仕事の入ってくるペースが外部要因に依存してしまうこともあり、忙しい時と暇な時の波が激しくなりがちである。
「忙しい」という言葉を口に出すことは好きではないが、こんな内容のブログを書くので便宜上言っておくと、最近は少しばかり忙しい。でもその上で、僕はこの忙しさを心地よいと感じている。自分はきっと、このくらいのそこそこ忙しい状態が、一番仕事を効率よくこなすことができる。これは社会人になってからもう4年が経とうという中でわかってきた、自分自身に関する経験則のようなものである。
結局、忙しさ = 緊張感 とも言いかえられるので、各人に一番適した緊張感の状態と、仕事の忙しさをマッチさせておくことが重要なのだろう。もちろん暇な方がパフォーマンス出るという人は、仕事をいつも暇な状態にしておくことがきっと重要。ただし、ほとんどの人は得てして、仕事が忙しいときになると「もうちょっと時間があれば…」と言うし、実際に暇になると今度は堕落してしまって「時間がありすぎるとついダラダラしてしまうよね」なんてことを言う。夏になると冬が恋しくなり、冬になると夏が恋しくなるようなものだ。
だから、自分は忙しい状態の方がパフォーマンスが出るという人は、忙しい時に「今めっちゃ調子良い」と感じるべきだし、暇な状態の方が要領良くこなせるという人は、空いた時間にいわゆる第二領域(重要ではあるが緊急度の低い事柄)を実行する習慣を持っていなければならないと思う。
ただ、忙しい方がパフォーマンスが出るというタイプの人は、周りに対してその忙しさを露呈してしまわないように注意する必要がある。社長はいつも暇そうにしている(いつも話しかけやすい雰囲気を持っている)くらいが丁度よいとよく言われるが、これは本当にそうだと思う(笑)。自分はまだまだできていないと感じる場面もあるので、自戒も込めて。