仕事で初対面の人たちとお話をすると、おおよそ僕らの年齢のことを聞かれることが多い。改めて書いておくと、僕らは田島が26歳で下津曲が24歳なのですが、年齢のことをお伝えすると必ず「若いのにすごいですね!」というようなことを言われる。
こういうこと言って頂くたびに僕は、「いや、全然若くもないしすごくもないんだけどな…」と、思う。これは謙遜なんかではなく。
おそらく、「若いのにすごいですね!」の中にある「すごいですね」はきっと「起業している」という事実に対して言ってくれているだと思うが、はっきり言って起業なんて30万円というお小遣いさえあれば誰だってできる。僕らはまだまだ、それ以上のことは何一つ成し遂げていない。なのでこうやって過大評価をいただけていることはありがたいことだとは承知しつつ、自分らを甘やかす麻薬になってしまわないように、いつも注意している。
思えば「若いのにすごいですね!」という言葉に対するヤキモキをきっかけに作ったWebサイトが偉人年齢図鑑であった(ここから宣伝コーナー)。このサイトでは、自分と同じ年齢のときに偉人がどんなことを成し遂げていたのかを教えてくれる。26歳のとき、アインシュタインは相対性理論に関する論文を発表していたし、マイケル・ジャクソンに至っては「We are the world」を作詞作曲していたのだ。若いのにすごいっていうのは彼らのような人たちを言う!
ということで、先輩方に頂くありがたい言葉は素直に受け入れつつ、心の中では「実際は全然若くもないし、まだまだすごいと言われることなんて何一つ成し遂げていない」ということを常に思っている。そんなお話でした。