時折プロダクトから距離を置いてみる

唐突ですが、いま見ているスマホの画面に思い切り顔を近づけて、1cmくらいの距離からこのブログを読もうとしてみてください。

…。

やってみましたか?どうでしょう。おそらく、視界がぼやけて全く読むことができなかったはずです。まぁ、なんてことはない話なんですけど。僕はこのことを高校時代に発見して、面白い現象だなと思って少しだけテンションが上がっていました。

で、これはものづくりでも一緒だなと思うところがあって。例えば2週間とかずーっと根詰めて1つのプロダクトを作り続けていると、徐々に客観的な視点が弱くなってくるんです。ディテイルの部分ばかりを見すぎる状態に陥ってしまう。これは先ほどで言うところの、スマホに対して目が近すぎて、逆にはっきりと見えなくなっているような状態。

なのでときには1〜2日ほど全くプロダクトを見ない期間を置いてみることも重要。そのくらい間を空けたあと、改めて新鮮な目でプロダクトを見つめ直してみると、以前は全く気づかなかった点が見えてくるのです。

これは制作物に限らず企画なんかもそうで。しばらく全く考えない日を作ってみて、改めてフラットな状態で案を見てみると、客観的な視点で評価ができるようになる。

この効果を意図的に生み出すために、プロジェクトごとの作業日を飛び石的に配置するような習慣を最近では心がけています。

つぎの日 地方におけるコミュニティの質について。

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まえの日 「能力の向上が感じられること」を続けてみる。

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