facebookは現在進行系の自叙伝である

地方で熱量高く活動し、その場を盛り上げようとしている人たちはfacebookでもその地方の魅力を積極的に発信しているケースが多いです。そうやって情報発信し、魅力をアピールすること自体が彼らにとって仕事の1つであるとも言えるでしょう。

例えば、甑島で非常に熱量高く場を盛り上げようとしているヤマシタケンタさんという方がいます。彼もまた、非常にfacebookの更新頻度が高い。頻度だけでなく、毎回文章に対する力の込め方も凄まじく、多くの人々を引きつけています。

僕は彼と出会ってまだ半年くらいなので、彼に出会う以前の活動のことも知ってみたいなと思い、facebookのタイムラインを過去にさかのぼって見てみました。するとfacebookが日本に流行しはじめた2011年あたりから、今と変わらぬテンションで甑島での活動を発信されていました。あれだけの熱量で、この継続力は本当にすごい。

そうやって彼の過去のタイムラインを読んでいるとすごく面白くて、まるで自叙伝を読んでいるような感覚になってきました。彼のように何か1つのことに没頭し続け、facebookを使って状況をこまめに発信している人は、タイムライン自体が自然と自叙伝として形作られていくことに気づきました。

また、彼のような地域で頑張っている人だけでなく、創業数年で上場を果たしたベンチャー企業の創業者のタイムラインも面白い。例えばフリークアウトの佐藤さんのタイムライン。創業時の活動、サービスの立ち上げ、拡大、採用といったそれぞれのフェーズがリアリティ高く綴られていて、読み物として捉えてもすごく面白いです。

そして同時に気づくのは、今でこそ多くの人に尊敬されている彼らも、数年前の駆け出しの頃はやはりどこか投稿の内容にも未熟な部分が垣間見えるということ(おこがましい言い方ですが)。誰しも最初はよちよち歩きで、徐々に胸を張って歩けるようになっていくんだなということを感じさせられます。

ここ数年でスターダムを駆け上がるように活躍した人物のfacebookタイムラインを読んでみるという行為、面白いのでおすすめです。

つぎの日 「note(ノート)」のテキストエディタを使ってWordpressを更新する。

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