「名前をつける」ということ。

最近、なにかに名前をつけましたか?

ツイートは、ふといつも聴いているネットラジオのタイトルを眺めながら考えたものです。「ジャン談」というタイトルで、毎週週刊少年ジャンプについて語るというネットラジオなのですが、まず何と言ってもタイトルがいい。「ジャンプ」に関する談義だから、「ジャン談」。シンプルだけれども、力強く、意味の通りやすいいいネーミングだと思います。

よく考えてみると、「なにかに名前をつける」というのは、そうそうあることではないかもしれません。たとえば、自分が愛用しているグッズのひとつひとつに名前をつけるなど特別なことをしないかぎり、そんなに名前をつける機会はないでしょう。おそらく、多くの人にとってその最大のチャンスとなるのが、ペットや子供など、生き物に名前をつけるというものでしょうか。

名前をつけるときに、気をつけるべきことはいくらでもあります。それは呼びやすいか、発音したときに気持ちがいいか、文字情報として目にはいるときの感じはどうか、テキストとして入力しやすいか、みんなが知っている文字か、言語は何語か、ドメインにするとしたらどうか…、など考えるべきことはいくらでもある。なにを重視するかは人それぞれで、そこにこそ「クリエイティビティ」が表れます。

名前をつけることは、それを生み出した人、つくった人、概念を発見した人の特権です。生きているなら、少しでも多くその瞬間に立ち会いたいなと思います。

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