僕らは「銀行」を見習っていいのかもしれない。

「銀行の窓口は15時で締まる」、というしごく当然のことを完全に忘れており、15時4分に銀行についたものの時すでに遅しだった、ということがあった。

正直、思った。「えっ、閉まるの早くね?」と。「ゆうちょ銀行はもうちょっと長い時間やってると」とも。けれど、銀行の窓口のシャッターが閉まるのは待ってくれない。

そのときの用事はたまたま重要性の低いもので、まだしばらく支払いに猶予のあるものだったので特に問題はなかった。けれど、もしそれが「その日までに支払いが行われないとマズい」という類のものであった場合。いずれにせよ、なんのアラートもなく、問答無用で銀行は閉まる。

ただ、そのときにどう思うかと言えば、「あー、しまった。もうちょっと早く来ていれば…」と自分の時間管理の甘さを呪うだけであって、15時に閉まる銀行に対して文句を言う、なんてことにはならない。銀行に対しては、直接怒りや疑問の矛先が向くようなことはなかなかない。

なぜか。それは「そういうものだから」である。銀行が15時に閉まるのは、「そういうもの」だから。

これは僕らの業界に限ったことではないが、例えば、お客さんに対して過剰にサービスをしてしまったり、お客さんの時間に合わせて連絡のやり取りをしたりする。けれど、実はそんなことをする必要はなく、銀行が僕らにするのと同じように、もっと堂々と、毅然とした態度で店じまいをしてしまってもいいのかもしれない。

「いや、もう15時なんで」とシャッターを降ろす銀行の潔さ、媚びない姿勢を見習いたいと思う。

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