世の中には、「運が良い人」と「運が悪い人」の2種類の人がいます。
前者は、たとえばよくモノを拾ったり、その後につながる人との出会いが多かったり、後者は、逆によくモノをなくしたり、落としたり、トラブルに巻き込まれがちだったりします。
運についてはいろんな人がそれぞれの考え方を持っていますが、大きく分けると2つの考え方があると思っています。
一つは、「運の良さは、人それぞれ一定の値が決まっている」という考え方。つまり、「運が良い人」はいつもだいたい運が良いが、「運が悪い人」はだいたい運が悪い、ということです。もう一つは、「持っている運は、みんな同じで、結局プラスマイナスゼロになる」というもの。いいことがあれば、悪いこともある、という考え方ですね。
どちらかというと個人的には、前者の方が正しいんじゃないか、と思っています。さらに言えば、僕は自分自身をとても「運が良い」と思っていますし、実際に運が良いです。
ただ、これにはすこしトリックというか、考え方のコツがあって、ようは「自分は”運が良い”と思いこむ」ということなんですね。運が良いと思い込むことで、たいてい身に降りかかる出来事はいいように捉えますし、明らかに運が悪い出来事があっても、無視することができます。つまり、身の回りの出来事をポジティブに、自分に良いように解釈するということです。
「運が悪い」と自称している人は運が悪い出来事ばかり起きるものです。結局、何事も捉え方しだいなんですね。