カラスを観察していると、世の中はよくできているなと思った

先日、上野動物園に行ってみると、動物園の前の広場にカラスの群れができていて、外国人がその群れをパシャパシャと写真で撮っていました。

『なるほど、こうしてみるとカラスも動物園の見せ物の一種のようだな』

『カラスをまじまじと見たことなかったけど、意外にカッコイイ顔つきをしているな』

『これだけ人間が近寄ってきても、襲ってこないのは偉いな』

などと考えていると、カラスも一般的なイメージにあるほど、めちゃくちゃ悪い動物ではないような気がしてきました。そして、核心的な事実に気づきました。

『カラスが夜行性じゃなくて本当に良かったな』

夕方になるとカラスがカァカァと鳴くけれども、風情があってむしろ良いBGMです。ところが、仮にカラスが夜行性で夜中にカァカァ鳴く動物だったらどうでしょう? 人によってはまともに寝られないかもしれません。カラスのせいで人類の生活リズムが今とは違うものになっていたとしても、大げさではないでしょう。

さらに言うと、セミなんかもそうですね。彼らがミーンミーンと夏の昼間に鳴くのは、夏の風物詩の代表格です。風情があっていいですね。ところがこれが夜だったら…。想像するだけで恐ろしいですね。

こうした地球上の動物の生活リズムが良い具合に構成されているのも、進化論のもたらした結果なのでしょうか。世の中ってよくできていますね。

つぎの日 「ジャン談」というpodcastにハマっている。

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