やっぱり自分たちのトンマナだと作りやすい

受託制作では今まで様々なトンマナ(雰囲気)を持つを仕事をやらせていただいてきましたが、現在初めて、ラッキーブラザーズっぽいトンマナのお仕事を受けさせていただいています。

ラッキーブラザーズっぽいというのは、うちのコーポレートサイトに表れているように、イラストを多用していたり、アニメーションがちょこまかしていたり、変なところを押すと隠しギミックが出てきたり、といったテンションのものを指します。

こうしてうちっぽい制作物をやらせて頂く中で思うのは、やっぱり自分たちの得意とするトンマナだとどんどんアイデアも出るし、手を動かす早さも普段の1.5倍くらいになるということです。もう、体全体がノッている感じがわかるのです。

作りながら、パッと思いついたことをブレストして、そこからまたアイデアが膨らんで良くなっていく。ずーっとフィーバータイムのような状況です。そう考えると、自分たちのトンマナをお客様から求められる場合だけでなく、そうじゃない場合においても自ら得意とするトンマナの方へ寄せていくテクニックは大事だなぁと感じています。そうすることで、普段よりも1.5倍のパフォーマンスを見込めるわけですから。

また、受託制作だけでなく自主制作 / 自社サービスにおいてはなおさら同じことが言えると思っています。自分たちで考えるものとはいえ、どうしてもターゲットユーザや領域に合わせたトンマナを考えがちですが、それよりももっと高い優先順位として「自分たちが得意とするトンマナである」ことを置くべきだなと感じています。市場に合わせて自分たちの得意でないトーンでものを作るより、多少市場の常識やターゲットの感覚とは離れていても自分たちが得意とするやり方で仕掛けていったほうがエッジが立つのだろうということをなんとなく感覚値として感じているところです。

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