鹿児島に事務所を構え始めて1ヶ月ちょっと経った頃のこと。「そろそろホワイトボードがほしいね」ということになり、やっとホワイトボードを導入しました。
一般的な企業だと、「ホワイトボードがある環境」は当たり前のことです。個人用のPCやデスク、本棚、コピー機などと同様に、たいていどのオフィスにもホワイトボードは存在しています。
ところが、事務所も構え始めたくらいの僕らのような会社だと、そもそもホワイトボードなんてものはありません。当然ですが、買うしかないんですね。アスクルとかで買うしか、ホワイトボードを使えないんです。
調べると、だいたい12,000円程度。まあそこまで高くもないし投資だと思えばなんてことは額なのですが、まずその「ホワイトボードは買わないと使えない」という当たり前のことに気づくのに少々時間がかかりすぎてしまいました。
そして、これもまた買ってみて初めて気づくことなのですが、ホワイトボードって組み立てるのがそこそこ面倒です。
単品で上記の写真のようなホワイトボードそのものがドンっと送られてくるのではなく、板(ホワイトボードのボードの部分)と支柱とキャスターなどといったかなり細々とした部品がセットになって送られてくるので、自分で組み立てる必要があります。これも、買ってみないとわからないことです。
そうして、そこそこのお金と労力をかけて手に入れたホワイトボード。いまなら全力で言えます、「買ってよかった」と。やはり、2人とはいえ議論の進めやすさが桁違いです。
これまでは「まあ2人だし、別にいいか」くらいの感覚で急いで購入はしなかったのですが、手に入れて使ってみてからは、急いででも買うべきだと思うようになりました。それくらい議論が捗る。「やはり全員で同じテキストや図をその場で共有できる」というのは素晴らしい機能です。
なので、新規事業におけるアイデア出しや設計、クライアントワークにおける細かな点の議論など幅広い場面で有効に活用できています。もう、すでに12,000円程度は回収できているのではないでしょうか。
どんなに少ない人数でも、「俺らにはSlackがあるし」「いや、Cacooもあるし」と思っている方々ほど使ってみてほしいと思います。改めてアナログのコミュニケーションの滑らかさに驚くと思います。