「大人になったなあ」と思う瞬間。

大人なら誰しも、「大人になったなぁ」と感じる瞬間があると思います。

例えばお酒を飲んでいるときや、タバコを吸っているとき、車に乗っているときなどがまさにそれに当たるでしょう。年齢制限もされている、わかりやすい「大人」の証です。

僕は、18歳の免許取りたてのころ、自宅から15分程度のところにある「A-Z はやと」まで両親の車を借りて1人でドライブするのが好きで、よくやっていました。「夜中にひとりで好きなだけ車(親の車ですが…)を走らせる」というのが、どうにもたまらないシチュエーションで、誰もいない公演に停車してぼーっとしては、「あぁ、ちょっといま大人っぽいな…」みたいなことを考えていました。18歳みたいですね。

それ以外には、ツイートにもあるように、「紗々」をなんの躊躇いもなくレジへ持っていくようになったとき「大人になってる」と感じます。「紗々」といえば、ぼくのなかでは「高級なおかし」の代名詞で、子供のころはスーパーでなかなか買うことが許されなかったお菓子です。たまーに、母親の機嫌がいいときに買ってもらうくらいで、基本的に「手の届かないお菓子」でした。そんなお菓子を躊躇なく買うことができる自分を客観視して、変化を感じます。

 

こうした変化は10代→20代以降では分かりやすく訪れます。なにしろ、成人して親の元をはなれ、社会的、金銭的に自由になるからです。すべての行動は自由で、誰の制限を受けることなく生活できます。だからこそ、そうした変化をもっとも感じやすい時期とも言えます。

たとえば、30代以降だとどうなのでしょうか。成人してからはある程度変化の幅も限られ、自ら動き出さなければドラスティックに環境が変わることはまあありません。そんななかで「20代の頃からかわったなぁ〜〜」と、はっきり意識することはあるのでしょうか。強いて言うなら、健康面や、結婚したり子供ができた場合のライフステージ変化、あたりでしょうか。

「紗々」を買って変化を感じる、それくらいのちょうどいい感度は常に保っていたいなと思う、今日このごろです。

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