最近、引っ越しをしたのでそれにまつわるツイートばかりしています。特に今回感じたのはこれ。
引っ越しにまつわる諸々のタスク(電気ガス水道ネットの解約&契約、賃貸の解約&契約、引っ越しの調整)、10万払ってもいいからやってもらいたい。完全に個人情報を秘匿にするプロなら15万とかでもいいと思う。
— 下津曲 浩 (@shimotsu_) February 13, 2017
引っ越しでは、新居の選択〜検討〜決断から契約、また現住居の解約(物件だけじゃなく、電気水道ガスネット等のライフラインもすべて)という、2つの軸でさまざまなタスク群が発生します。ある程度慣れている方であればコツがつかめているのかもしれませんが、回数が少ない頃は勝手が分からず、とにかく面倒です。
そのなかで感じたのが上記のツイートです。
事務手続きといろんな日程の調整がほんとうに面倒だなと感じたので、そうした事務的作業をまるっと請け負ってくれる「引っ越しコンシェルジュ」的なサービスがあればいいなと思ったんですね。高所得の人ほど時間の重要性が高く、かつ自覚しているはずだと思うので、たとえ10万円くらいかかったとしても、そこに払うだけの価値は見いだせるのではないのかなと思います。
これもひとつの効率化の手法だと思いますが、引っ越し業界ってもっとITを活用した効率化が進んでいいと思うんですよね。いまパッと浮かぶのは、一括検索サイト「引っ越し侍」くらいですよね。
問題があるとすれば、「内見は実際に見てみないとリスクが高すぎる」ということと「セキュリティ面」のくらいでしょうか。
前者については、言わずもがなだと思いますが、引っ越しは実際に自分の足で物件を見て、物件そのもののクオリティや周りの環境を総合的に判断することが重要です。なので、いくら引っ越しにおいて効率化が進んでも、この「内見」だけはなくなることはないのだろうと思います。いまVRで内見できるアプリについての開発の話などもちらほら聞きますが、特に家の外の周りの環境の把握にまでは至らないので、ここは大きなハードルかなと思います。
セキュリティ面については、たとえばコンシェルジュ的なサービスを運用していくうえで、顧客の個人情報を必ず秘匿にしたままにできる人材がいる必要があります。芸能人の家に家政婦として派遣され、ゴミ箱を漁ったり、所有物を盗んだり、そういう個人情報を犯すようなことは絶対にご法度です。なので、身元を完全に明かして、信頼のおける人を雇っていく必要があるのかなと。
今回の引っ越しでいろいろ考えたいなと思うことが出てきたので、ちょっとこの件についてはじっくり掘って考えてみたいと思います。