僕は一時期、出社する前にガストで朝ごはんを食べて、その場で1~2時間くらい作業をしてから出社するというルーティンでやっていた時期がありました。
ガストによく行かれる方はわかると思うのですが、あそこってオリジナルの有線を持っていて、だいたい10曲くらいの洋楽がひたすらエンドレスで流れているんですね。
すると、毎朝行っているともう一瞬で耳タコ状態になり、店の外にいるときにも油断すると脳内再生しちゃうくらいにこびりついてしまうわけです。
そうなってくるともう、その曲には飽きちゃって半分嫌いになってしまうわけですが、不思議なもので半年くらいするとまた無性に聞きたくなる時期がやってくるのです。
「よし、久しぶりにあの曲聞いてノスタルジーに浸るか〜。YouTubeを開いて・・・、アレ?」
そのときに気づいたのは、僕はあそこで流れていた曲のタイトルを1つも知らないということです。
つまり、聞きたくても聞けない。洋楽だから歌詞で検索するにも難しい。鼻歌で検索するサービスを使ってひたすらフンフンと歌ってみるも、全く引っかからない!
この、インターネットでなんでも出てくる時代に、索引語を持ち合わせていないばっかりに目的のものを探すことのできないモドカシサたるや・・。結構粘りましたが、これはもう本当に出てこないと思って諦めていました。
しかしそれからまた時は経ち、数カ月後。
コワーキングオフィスで作業をしていると、そこで流れていた有線から、なんとあのときの曲が流れてきたのです!!
僕は爆速で調べました。「有線 いまかかっている曲」と!! 本能的に爆速で調べたのは、この検索ワードだと今流れているこの曲が終わった時点で無効になってしまうと感づいたからです。とてもスリリングでした。
結果、10ページ程めぼしいページが出てきたので全部開いてみました。ところが、表示されている曲を聞けども聞けども、あの曲ではない・・・。
半ば諦めかけた状態で、残された最後の1つのページに載っていた曲を聞いてみると・・・、あの曲だったのです!イントロを聴いただけですぐにわかりました。鳥肌が立ちました。ふぅ〜
僕がずっと聞きたかったのは、この曲でした。
ありがとう、有線。ありがとう、Google。
検索で探せなかったものを見つけられたら、こんなにも感動するんですねぇ。