「仕事ができそうなヤツ」に見せるためのコツ

昨日のブログから引き続きですが、今日人生ではじめてテレビの生放送に出演し、そこでちょっとした気づきがあったので書き残しておきます。番組やその内容については、下記の記事を読んでみてください。

明日、「かごしま4」でだいやめキッチンを紹介していただきます!

「だいやめキッチン」の紹介は番組冒頭の10分間というそこそこ長い時間をいただいて、VTRや静止画、僕らの質疑応答などを行いました。リハーサルも1度行い、ちゃんと流れを確認したうえで本番へ。

本番はリハーサル同様、特に問題なく淡々と進んでいたのですが、途中僕が話す場面でややミスを起こしてしまい、ちょっとだけ「あれ? やばいかも」という感じに。この番組は収録ではなく生放送だったので、そのあたりの模様もしっかりとお茶の間には届いています。正直、僕の心境としては「事故ってしまったかな?」とい感じ。実際、ちょっとスタジオにピリッとした空気が流れ、ざわついた雰囲気があったので、やはり「全く問題なかった」という感じではなかったようです。

ところが、その瞬間目に入ったのがカメラのすぐ横にいたディレクターの方。女性の方だったのですが、そのときの様子が、すごく平然としていて「ん? なにかあったかな?」みたいな感じだったんですね。それを見て僕は、「あっ、別にそんなに大したことじゃないんだな」と思い、フォローを入れ、進行を続けることができました。そのディレクターの方が、あえてそんな態度を取ったのか、素でそのような反応だったかはわかりません。けれど、それによって助けられました。

最近、「水曜日のダウンタウン」の演出なども手がけるTBSの藤井健太郎さんという方の『悪意とこだわりの演出術』という本を読みました。その本のなかに「周りがテンパっているときは落ち着き、周りが落ち着いているときにテンパって見せる(≒つまり、周りにいる人とまったく別の雰囲気を醸す)と、『仕事ができそうな人』に見える」ということが書いてあったのですが、今日まさにそれを感じました。僕含めて、周囲の人はわりと慌てた様子でしたが、そのディレクターだけは冷静でした。

こんなところで仕事に活きる学びを得るとは思ってもみなかったので、なんでも経験してみるものだなと思いましたね。

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