「目的」と「ゴール」を設定する重要性は、社会の真理。

先日、可視化グラフィックライターとして鹿児島で活動されているせきこさんが事務所にいらっしゃいました。僕は初めてお会いしたので、なぜそのような活動をされているのか、とか、僕らの会社についてざっくりお話しをさせていただいたのですが、そのなかでちょっと興味深い話があったのでご紹介します。

せきこさんは、「可視カフェ」という、個人のお客さんと一対一でさまざまなヒアリングをおこない、それを元にグラフィック化し、情報整理に役立てる手助けをするという活動をされているそうなのですが、そのなかで特に「目的とゴール」を意識することをとても大切にしているとおっしゃっていました。

依頼されるお客さんのなかには、なにか活動を行っていてもその目的を見失っていたり、当初考えていたものとは違ってしまったり、またゴールもどこなのか分からない、、、という方がたまにいらっしゃるそうで、そうした方にはまず、目的とゴールをはっきり認識してもらうことが重要なのだと。

で、これを聞いてピン!と思ったのが、「これって、Web制作とも全く同じことが言えるよな」と。サイトを作る場合においても、なぜそのサイトを作るのかという「目的」と、そのサイトを通じてどんな成果を得たいのかという「ゴール」を、作る前の段階で決めて、制作に入ります。作られるサイトのデザインや機能も、そのゴールに達するために設計されていきます。つまり、目的やゴールがぶれぶれだと、言ってしまえば「何の意味もない制作物」になります。

おそらく、あらゆる会社の事業や個人の活動において、この「目的」と「ゴール」の設定はとても重要で、ほとんど社会の「真理」と言っていいものなのかもしれません。

 

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