あえてお膳立てをしないというリーダーシップ

昨日のブログでも紹介したように、Lucky Brothers & co. は甑島で行われるデザインキャンプに全3回の日程にわけて参加させていただいています。

イベントの詳細はサイトにも記載されていますが、何よりすごいのは講師陣の豪華さ。平面・立体・プロデュースとそれぞれの分野において第一線で活躍されている方々が講義を務めてくださいます。ゴールとして決められているのは、10月16日〜22日に開催されるKOSHIKI DESIGN WEEKにて成果物を展示するということのみ。展示形式や作例といった細かい要件は全く決められていません。

一見すると、決められていることの緩さにやや不安も感じてしまうようなプロジェクトなのですが、2日間を通して感じたのは、これって実はイベントのオーガナイズ戦略としてすごく高等なテクニックなんじゃないか、ということです。

まず、リーダーがいつも感じている葛藤として、どこまでの部分を自分の判断で決定し、逆にどれくらいの裁量をメンバーに対して与えるか、という命題があります。裁量を与えなければメンバーのモチベーションは上がってこないし、かと言って決定権を与えすぎてしまうと全体の方向性がブレてしまうリスクもある。

その点、今回のプロジェクトに関して言うと、裁量権は100%全てメンバーに対して与えられていると言ってもいいでしょう。普通に考えると、リーダーからすると「本当にうまく着地させてくれるのか?」「そもそもイベント自体が無事実行されるのだろうか?」といった不安が付きまとうようなリスクの高いやり方であると思います。ただ、今回のプロジェクトの場合は集まるメンバー陣のフィルタリングによってそのリスクが補填されているように感じました。まず、ある程度信頼のある人を集めて選んでくれているということ、そして甑島にわざわざ行くというハードルの高い行為をくぐり抜けて参加した人しか集まらないので、自発的にちゃんと動く意識の高いメンバーがほとんどであるということが言えます。従って、そのメンバーのポテンシャルを最大限活かすための戦略として、あえてお膳立てをほとんどしないというプロジェクトの進め方が機能してくるんだと思いました。

この先に生まれるカオス感みたいなものがすごく楽しみです。

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