「決断する」という仕事。

先日、サッカーの日本代表戦を観ていたときのことです。

試合は後半に相手のイラクに同点弾を決められ1-1に。日本代表の選手は慣れない猛暑のコンディションのなかハードワークしたせいか、負傷したり著しく体力を消耗したりとかなり厳しい状況に追い込まれていました。特に、試合時間残り15分となった後半30分は、2人の選手が負傷しているにも関わらず、残された交代枠はあと一人という、ベンチサイドでもかなり難しい判断を迫られる展開となっていました。

もちろん、こういう極端に難しい場面ばかりじゃないにせよ、こういうときに最後に責任を持って交代カードを切るのはチームの監督です。いまの日本代表でいうと、ハリルホジッチさんです。試合中という時間が限られた環境下で、戦況とサブのリソース、今後の試合の展開などさまざまな要素を勘案の上、最適な答えを出す必要があります。たとえ、その采配が予想外に失敗し、観客に批判される可能性があったとしても、です。

そういうときに「じゃあ、◯◯(選手)で行こう」と腹をくくる勇気。これを獲得するのは並大抵のことではないと思います。その一手が勝敗を分けるかもしれない、というときなどは特にそうでしょう。でも、それがどんな結果に終わったとしても采配に責任を持つ、それが監督という仕事なのでしょう。

たとえば、ウェブ制作のディレクションにおいても「決断する力」というのは、要所要所で求められます。AとBどちらのレイアウトでいくのか、そもそも大枠の構成案としては2択のうちどちらを採用するのか…など、「こっち!」と腹をくくって決める場面というのはあります。

こういうことを言うと「いやいや、サッカー日本代表の監督と比べちゃダメでしょ」という意見が出てきそうなものですが、本質は同じです。それがもたらす影響の大きさは、報酬に反映されているので、本質だけ捉えると同じことだと言えます。だから、どっちが偉いとか偉くないとか、そういうものは報酬によってペイされているので関係ないんですね。要は、誰かがリスクをとって「こっちで行きましょう」ということが必要な場面はどんなプロジェクトでも起こりうるし、旗を振る人が必要だということです。

…いやあ、にしてもサッカーの代表監督の責任は想像しただけでも吐き気がしますね。

 

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