読書で重要なのは「量」でも「質」でもなく、「読むタイミング」

読書に関しては、「量」か「質」かの二項対立で議論される場合が多いように思います。

具体的に言うと「多読/濫読」か「精読」かのどちらか、といった具合に。実際に書店では「たくさん本を読む」ための本というのがたくさん売られていたりしますよね。

たしかに「たくさんの本をざっくり読む」か「少ない量をじっくり読む」かというのは分かりやすい二択だと思いますが、最近はそのどちらもどうでもよくて、それ以上に「読むタイミング」の方が本を読む上では遥かに重要なんじゃないかということを考えています。

つまり、その時々で読むべき本をちゃんと読む、ということです。もちろん、読書とはそういう「必要なときにインプットとして仕入れて活用する」という応急処置のような作用のみを求めてするべきだとは思いません。「教養」という面では、一見いまの自分の状況とは全く関連の見えない本だって読むといいと思います。

ただ、そうはいいながらも、やはりいろんなタイミング――たとえばライフステージが変化したときや仕事が変わった時、その他さまざまな要因で悩みを抱えているときなど――で、欲している情報はあると思います。そういうときに、しっかり出会うべき本に出会って読めているかどうか。「量」とか「質」という問題より、この観点の方が遥かに重要なんじゃないかと思います(この「タイミング」も含めて「質」と言われると、そうかもしれませんが…)。

「読むべき本をちゃんと逃さずに読む方法は?」と聞かれると、それは「いや、自分で考えてくださいよ」と答えるしかないのですが、少なくともどんな状況でも読むに値する本というのがあって、それが「他人から勧められた本」ですね。他人は、自分以上に自分を客観できているものなので、人に勧める本というのはいまの自分の状態・環境を把握するのに役立つ材料なんですね。ですので、少なくともそこは抑えておくといいんじゃないかと思います。

…あとは、なんでしょう。週に一度は本屋に行ってみるとかでしょうか。書店は一週間でだいぶ様相が変わるものなので、つい先日まであったものが今はもうないというのは日常茶飯事です。そういう変化の激しい書店に通うと、自分が気になるタイプの本とそうでない本との違いを敏感に感じ取ることができ、「読むべき本」に巡り合う機会も多いんじゃないかなと。

 

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