最近、事務所のメインフロアに備え付けるシーリングライトを買い増しました。天井には2つシーリングライトを備え付けられることになっており、引っ越しの際に1つ、そしてこのたびもう一つを購入しました。
事務所の天井は高く、一般的な家屋よりも1,2メートルくらい高いため、備え付けるには机や椅子の上に乗って作業する必要がありなかなか骨の折れる作業です。
最初の1つめは田島が取り付けたのですが、そのときにライトとローゼットとの間にアダプタを取り付けるかどうか不明なまま作業を行っていました。説明書を見ても、アダプターが必要なタイプの天井なのかどうか判断がつかなかったんですね。
つまり、「そもそもこれで大丈夫なのかどうか…」という疑問を抱えながら作業をしていた、ということになります。そういう事情もあり、取り付けが完了するのに20分程度時間がかかってしまいました。また、作業を終えてみると、アダプター自体は必要ではないということもわかりました。
…そして、先日。1〜2ヶ月ぶりに、ぼくが2つめのシーリングライトを設置したのですが、おもしろいことにめちゃくちゃすんなりいったんですね。時間にして3分程度で完了しました。田島が苦戦しているのを見ていた分、すこし拍子抜けしました。
これは明確な理由があります。「アダプターを使わない」ということがはっきり分かっていたため、そこまで手こずることがなく取り付けができたんです。つまり、一度めのような「このアダプターを使うかどうかわからない」という迷いが一切ない状態で作業を進められたため、無駄な時間がかからなかった、というわけです。
今回は天井のライトの取り付けですが、それ以外にもさまざまな場面で似たようなことが言えそうです。すなわち、一度でも解法がわかっているもの、その条件を把握しているものについては、さほど労力がかからずに達成できるということ。「迷い」が与える影響はかなり大きい、ということです。逆に言うと、どれだけ時間がかかろうとも0→1でなにかを達成できたということはそれだけ偉大、ということですね。
天井のシーリングライトの取り付けで感じたことですが、この話がなにかの参考になれば幸いです。