コーヒーは、作る工程も含めた一連の体験に価値がある

事務所でいつでもコーヒーが飲めるように、ドリップコーヒーを作るための一式セットを購入しました。コーヒーミルはカリタ、ドリッパーはハリオ、そしてケトルはバルミューダのものを選びました。

大学時代は時間に余裕があったので、よく自宅でサイフォンコーヒーを作っていたのですが、社会人になってからはどうしても時短の精神が働き、コンビニのコーヒーで済ませるようになっていました。(最近はコンビニのコーヒーでも十分に美味しいのですが)
なので、ちゃんとコーヒーを自分で淹れて飲むという行為は、かれこれ3年ぶりくらいにやった気がします。こうしてコーヒーを自分で淹れて飲んでみると、あることに気づきました。

コーヒーは、淹れる作業の5分間こそに一番価値があるのではないか?ということです。普段忙しなく動いていると、なかなか落ち着いて「無」になれる時間ってなかったりするのですが、コーヒーを淹れている時間は必然的に「無」になります。何も考えずに手を動かす行為だけに集中します。これは、料理の体験にも近いものがあります。手を動かす作業って、自然と、フワッと、落ち着いた自分の時間に入り込めるんですよね。
本来、コーヒーを飲む目的って、リラックスしたいという理由が多いと思うんです。そう考えると、コーヒーをちゃんと手で作ることによってリラックスタイムを得ることは非常に理に適っているなぁと思います。作業の息抜きにちょうど良いです。いくらバリスタ並に美味しく作れるからといって、全自動で機械が作ってくれるマシンを選ぶ人は何もわかっていない!

とまぁ、こんなことを言いつつもすぐに飽きるのかもしれませんが、しばらくはコーヒー作りで息抜きをするという習慣を楽しんでみようと思います。あ、ちなみに今日初めて「スペシャリティコーヒー」なる豆を買ってみたのですが、これもすごく良かったです。苦味がなくあっさりしていて、フルーティなコーヒーでした。ちょっとお値段は張りますが、是非オススメです。

つぎの日 東京から移住し、2週間経って気づいたこと。

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まえの日 「仕事を受ける基準」にこそ、会社のスタンスが反映される。

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